このご時勢、こんな能天気な記事をいまさらアップするのも
なんなんですが…。
でも、すごい出来事だったので、皆さんの気分を少し和ませるためにも
あえて書きたいと思います。
3月4日の金曜日。
私は悩んでいた。
明日の土日にスキーに行こうかどうしようか。
翌週は予定があるし、その次の連休はダンナが出張でいないし。
行くなら、翌日からの5、6日で行くしかない。
行くなら湯沢にしようと思っていたんだけど、
ダンナが仕事で疲れているっぽいので、
少し癒されるホテルに泊まりたい。でも、湯沢方面って昔ながらの民宿みたいなのが
多くて、正直泊まりたいって宿は見つからなかったんだよね。
それで、前日の夜にまたまた直前予約でオトクな「トクー」にて検索。
湯沢はとっくにあきらめて、長野中央道方面にスポットをあてたら、
ありましたよ。
「リゾリックス車山」キャンセル者が出たため、格安料金。
ローストビーフのビュッフェディナー&朝食付きで大人1名7000円ちょっと。破格すぎ!
子供は3歳まで無料だったので、3歳11ヶ月ということにして、宿泊予約。
(もうすぐ5歳なんですが、ツッコミはなかった)
さあ、翌日ははりきって朝5時に全員起床
車に荷物と子供を詰め込んで出発
ホテルから一番近いスキー場は車山なんだけど、
子供の施設が充実してそうだったので、少し離れた「ブランシュたかやまスキー場」へと向かった。
しかし、子供の施設は思ったほど充実しておらず…。
なんか、スキーが面白そうだったので、子供は父に任せて、
私はとっととスキーをしに山頂へと去っていった。
今シーズンから再開したスキーで始めての快晴
山頂からの景色はすばらしく、中級を自負する私にはなかなか楽しいコース。
1人で2時間マックス滑って大満足で下山。
すると、遊具が充実してない子供達はイマイチ不満そう。
なので、午後はダンナと交代して、ダンナスキーへ。
私はひたすら単調なソリコースを、子供達と滑ってガマンし、3時ごろにはホテルに向かった。
格安だけど、このホテル、大浴場はきれいで広いし、
部屋も普通のホテルに比べたら充分な広さ。リゾートサイズのツインルーム。
ここにして、良かったアフタースキーも子連れには大事。
まずはお風呂を堪能して、5時半に予約していたビュッフェ会場へ。
このレストランはさほどの広さではないけど、料理はなかなかおいしくて、
ローストビーフはもちろんおかわり。
しかし、子供達はお腹が空いたといっていたわりには、食が進まず、
明らかに疲労しているのが見て取れた。ソファー席でもうグッダグダ。
お隣にいた同じ歳くらいのお嬢ちゃんも、同じ感じでパパに怒られてて。
まあ、どこも子供は同じ感じだなと周囲を見回したら、
ちょうど正面の席にこれまた同じ歳くらいの女子2人、男子1人が私達とは背を向けて座っている。
「ん女子は双子かな。でも男の子も同じくらいだな。男の子は年子?
なんかこの家族構成、どっかで見たことあるな。」
と思ったが、特に気にせず、デザートを取りに席を立ったら、
そこのママが私にいきなり声をかけてきた。
「双子さんですか?」って質問を想定するじゃないですか。
こっちもそう思ってたから。
そしたら「もしかして、ホクちゃんですか?」って聞くんですよ。
この一瞬で頭の中はパニック
現実のお友達でも、私をホクちゃんと呼ぶ人はいるけど、
このお方は、見たことがない。誰???
「私、ピンキーです」
えええーーー。
そう、私のブログ開設以来のブログ友達、三つ子ママのピンキーちゃん本人なのであった。
私が双子?+1人?って思っていたのは、まさしくピンキー家の生三つ子っちたち。
おおー感動だぜ。
こんな偶然あるんだ~。
昨日まで、行くかどうかも決めて無くって、昨日の夜に急遽決めたホテルで出会うなんて。
いや、偶然とはそういうものなのだ。
まあ、その場はお互い三つ子とグダグダの双子がいる身なので、
食事の後でプレイルームで会おうということになった。
ここのプレイルームは、お風呂の近くにあり、
よくあるゲーセンもどきとは違って、卓球や手動サッカーゲーム、
各種ボードゲームなんかがオシャレにおいてあって、なかなか居心地
子供達は、挨拶も無くすぐに仲良くなって、いろいろ遊び始めたので、
ママ同士積もる話をしたのであった。
ピンキーパパ黒塗りでゴメンなさい。
眠くなった2号くんはダッコで限界モード(笑)
さて、翌朝恒例の早起き太郎次郎。
朝からベッドでジャンピングがうるっさいので、
お風呂とプレイルームへ連れて行った。
すると次郎が昨日の子達とまた遊びたい!と強く主張。
そして、朝食会場に行くと、またピンキー家に会ったので、
今日の予定を聞くと、車山スキー場で雪遊びだそうで、
我が家もそれにのっかることにした。
特に、時間も決めなかったが、向こうで会おうと約束して。
そしたら、送迎バス乗り場で会ったし。
行動パターンが似すぎなんですけど(爆)
車山にはチュービングといって、ゴム製の浮き輪のようなものに乗って滑り落ちる
アトラクションがあり、無料だったりする。
これ、すっげーこわい。けど面白い。
子供達、超リピート。
でもさ、やっているうちに気づいたんだけど、大人4人、子供5人。
全員同い年。どう考えても大人が1人足りないんだよね。
で、必然的に大人は何度もコレに乗らなければならず…目が回りました
ピンキー家はパパがいても、いつも大人が1人足りないんだなーと当たり前のことを
思いながら、ここまでの育児がどれだけ大変だったかを想像してもしきれなかった。
子供達が一番好きなアトラクションは
コレ。
そう、ただの雪山(爆)
結構高く積まれていて、しかも登っている途中にズズーと滑り落ちてしまうので、登頂は難易度高し。
登頂に成功した1号(or3?)と太郎が他の子に「つかまれー」と八甲田山さながらの状況。
一緒にお昼を食べました。
ピンキー家の1&3号女子組は
何故かうちのダンナを気に入り、
隣の席をキープして、ずーっとしゃべってました。
女子のおしゃべりって男子とまた違って面白い。
ちなみにうちのダンナは白髪率が50%を超えているので、おじいちゃんと呼ばれ、ショックを受けてた(爆)
全く人見知りしない、本当に本当にかわいいみつごっち達。
そして、その3人を愛情をもって接するパパとママ。
ブラボーでした。
そして、サヨナラの時間がやってきました。
太郎、次郎ってバイバイのときは、双子の強みか、
あまり未練たらしくしないんだけど、今回だけは数負け必至。
三重に向かうピンキー家の車に向かっていつまでもバイバイしておりましたとさ。
そして、行ってしまった直後から「また遊べるよね」と。
いまだに2号くんのあだ名を呼んで、遊びたいなー。あの子達と。
と言ってます。よっぽど楽しかったんでしょう。
もちろん、親もめいっぱい楽しかったっす。
ピンキー家。これを機に、恒例車山の会を設立しましょう。
参加したい多胎児はホクまで(爆)