5月と言えば、母の日ですね。お子さんをお持ちの皆様、どんな母の日を過ごされましたか。うちは、shouが幼稚園に入ってから、毎年、園で似顔絵だのちょっとしたグッズだの手作りしてくれて、恒例行事とは言え、やっぱりうれしかったものです。しかし今年。母の日、私は仕事でした。まあそれは仕方ない。夫は休みだったので、私は仕事に行き、子供たちはパパと一緒に、夫の実家で過ごしておりました。職場は女性が多いから、今日は母の日ですねという話題になり、海外経験のある人から聞いたところによると、彼女が以前過ごした国では、母の日は、子供からだけでなく、夫からも「自分の子供の母だから」と、手厚いもてなしを受けるんだって。日本はまだまだだな。そして仕事が終わり、私も夫の実家に行き、義母には用意しておいたプレゼントを渡し、夕飯をご馳走になり、それから自宅に戻りました。家に戻ってみるとまあ、掃除だの洗濯だの、普通に家事は山積みで、子供の遊び相手で疲れた夫は、手伝ってくれる様子も無くテレビに釘付け。その横で、ひたすら洗濯物を干す私・・・少しは期待していたカーネーションも、子供たちからのプレゼントも、全く無し・・・shouの小学校でも、ryuとkenの保育園でも、母の日に何かを作ろうとかいう計画は無かったらしい・・・なーんか、むなしくなってしまって。朝から仕事して、帰ってきてからも家事をこなして。毎日それで、母の日にも何も無いなんて。そして、そんな気持ちにちっとも気づかず、ごろごろしている夫を見てるとつい、愚痴が出てしまい、それから夫と冷戦状態に。あーーーー。なんで母の日にこんな悲しい思いをしなきゃいけないんだろ。でも、子供たちは元気に育ち、寝る前にはいつも、「ママいつもありがとう」って言ってくれる、それだけで十分幸せなんだよね。これ以上望むのはワガママよね・・・とりあえず翌朝、夫と和解を試みたものの、そっけない返事。夫婦喧嘩なんて、ほとんどしない私達にとって、この冷戦はすごく重たいものでした。そして、夫と子供たちを送り出し、仕事に行き、職場でその愚痴を聞いてもらって、ちょっとすっきりして帰宅しました。いつものように子供たちと夕飯を食べていたら、帰宅した夫が手にしていたもの・・・それがこの花束。彼も今日一日、いろいろ考えたそうです。一緒に家事を分担していこうって。涙モノの花束でした。たまにはけんかもいいのかもね。これ以来、確かに夫の態度は変わったなと思います。私が一人で家事やってたら、手伝おうと必ず声かけてくれる。そして実は昨日、私の誕生日だったのですが、ちゃーんと忘れず、当日ケーキを買ってきてくれましたよ。よしよし。男にとってはどうでもいいことでも、やっぱり女は記念日にこだわる生き物だと、実感したできごとでありました。(そんな女じゃないと、自分では思ってたんだけど・笑)