お姉ちゃんが一学期の終業式が終わって帰ってきたのが、お昼前。出かけていたから、あわててお昼ご飯を作っていた。コロッケやら、サラダやら、出来上がったおかずから、順にテーブルの上にのせていった。「先に食べてていいよ」と言う前に・・・子供たちは食事にありついていた。おなかがすいていた私も、ちょっとテーブルのおかずをつまみ食いしては、キッチンへ行って調理の続き・・・を繰り返していた。中腰でつまみ食いをしていた私に向かって、双子一号は「かあちゃん・・・すわって・・・食べ・・・」と落ち着いた口調で言い放った。・・・・「はい」と小さな声で答えたかあちゃんであった。