「信じてあげてくださいね」

46
Nice!

■ふたりとも、難しい顔をしてるケド・・・■ユナとミナが、背伸びをしながらカウンターの上を指差して(ガラスのコップが置いてました)、何やらよくわからない言葉を発している・・・と思っていたら、突然、はっきりと、「あ~れ、とって」「あれ、おちゃ、のむ」って、言いだしました。・・・ガラスのコップをとって、と言っている、あれでお茶を飲む、と言っているんだわ・・・はぁ~・・・自分のしたいことを、こちらが理解できる言葉で話すことが、できるようになってきたんですねぇ・・・。なんだかじ~~んと感動してしまったのもあって、ふたりの言うとおり、ガラスのコップにお茶をついで、「ここで飲んでね」と、サイドテーブルの上に置きました。ふたりは、「は~い!」(返事はね、とっても上手にできるんですよ)と、大きな声で返事をして、嬉しそうに駆け寄ってました。「お茶を飲む」、それだけのことなんですが、いつもと違うコップで、いつもと違う場所で、飲むことで、ユナとミナには、大興奮するほどの楽しいこと、になったようです。■ごくっと飲んじゃった・・・■コップ片手に、ふたりで楽しそうにしていたかと思うと、先にお茶を飲み干したミナが、自分のコップを指さして「ない!」って言いました。そして、ユナのコップを見てね、「あった~^^」ですって。ユナがね、「のむ?」って聞いたら、ミナは、うんってうなづいて・・・そうしたら、ユナは自分のお茶を、ミナのコップに入れてあげてました。■も~いっかい■ミナ、一本指をたてて、「も、いっかい」と、ユナに言ってます。よしよし、とばかりに、お茶をわけてあげるユナ。■飲み干す、ミナ■何度か、このやりとりを繰り返してました^^言葉に関しては、ユナとミナの場合は、日々、スラスラと出てくるようになっている、という感じではないんです。急に堰をきったように言葉が出てきだした、ということもなくて、なんというか、日々、一生懸命に言葉をしぼりだしている、という感じ。ものすごく、言いたいことを言葉にしようと、努力している感があるんですよね。よく、「ん~~~・・・」と口をきゅっとむすんで考えたりもしています。そんな様子を見ていると、幼稚園の未修園児クラスの担当で、年配の先生の言葉を思い出します。同じクラスのもう3歳になったり、なろうかという子供さんと比べると、ユナとミナの行動は、あまりに幼くて、先生の話すことの理解もできていないことも多いのです。(早生まれはユナとミナだけ)そんなユナとミナに、先生は、「早生まれだから仕方ないですよ」とも、「そのうちできるようになりますよ」とも、言いませんでした。「心の中では、自分もやりたい!って思ってるんですよ。みんな、そうなんです。でも、なかなか行動にできなかったりするんです。心の中のやりたい!って気持ちがね、ず~~っとず~~っと強くなってきて、ヨイショってできることもあって、そうなると、とても嬉しいんですよ。だから、信じてあげてくださいね」ってね、言われたんです。そして、「お母さんが、後ろから「こうやって!」とか、「早くして!」って、せかさないでくださいね。お家でもね。今は、自立心を養ってあげて欲しい時期なんです。手を出さずに、よ~~く、見てあげることですよ。時間がたっぷりあるんですから。」ですって。・・・・ああ、ワタシの心の中を見抜かれてました。ユナとミナは周りの子供たちが、何をしているのかわかってないんじゃないか、って思って、はらはらしていてたんです^^;見てないようで、他の子供さんの様子を見ていたり、心の中では、真似をしたいと思っていたりしてるのかなぁ。って、そのときから、集団の中でのふたりを、少し違う目で見れるようになりました。何よりも、「信じてあげてくださいね」という言葉、先生が子供の力というものを、とても大切に思っていることが伝わって、なんだか、嬉しかったです。家の中ではね、ユナとミナのペースで・・・と成長スピードについては気にしていなくても、集団の中に入ると、ついつい意識してしまうものですね。これも、いい勉強になりましたよ。いつもありがとうございます!ランキングに参加しています。ポチッと押していただければ嬉しいです

投稿者: ゆらゆらママとお気楽パパとふたご達 投稿日時: 2009-06-08 (月) 23:45