子供の足の裏

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Nice!

来春に年少さんを控えたお子様がボチボチご相談に見えられています。とっても気が早いような気がしますが上履きの準備です。その中で数名、足の裏に魚の目や角質がありました。幼児の足ではほとんど見られない現象です。

1名の方は病院へ行き相談したところその場でインソールを作りましょうと提案されたそうですが「いつも利用している靴屋さんで相談してから来ます。」とご来店いただいたのですがその持込みの靴が...真ん中に山型のゴムが縫い付けてあるスリッポンです。この靴にインソールを作ろうと思えば作れるのですが効果がちょっと期待できません。(靴の中で足がズルズル前へ滑ってしまえば足に合わせて凹凸を付けたインソールなんて意味ないし。)でもフランチェスカに上履きの在庫はないし...と思っていたら「指定していただければこれから購入してきます。」とお母様が言われたので思い当たるメーカーをお知らせしたのですが全て欠品もしくは廃盤になっていました。泣

こちらからメーカーへ問い合わせると、スルッと履けるタイプが人気で甲をマジックベルトで止めるタイプは保護者に人気がないそうです。えーっ、履く時に10秒ぐらいかかるだけで一度履いてしまえば走っても、転んでも、かかと踏まれても足から外れない方が安全に決まってるのになぁ。スリッポンなんて脱げないぴったりしたサイズを購入したらつま先だって靴の中で当たってるし、日々、足のサイズが伸びてる子供には良くないと思うんですけど。

学校指定の上履きのかかとの部分がとても太く作られて、かかとの細いお子様は常にかかとがブカブカしてしまうので先生に相談したところ「靴の先端にワタを入れてみては?」と提案された方がいて、考えても見なかった方法で思わず笑ってしまいました。まぁ確かに縦のサイズは縮みますよね。

足の裏の魚の目や角質は本人の足型を取りインソールを作ることでしか良くなる方法はありません。皮膚科で除去してもらっても同じ靴を履いていたらまた同じ場所に出来てしまいます。特に幼児の場合、靴以外にも原因がある可能性もありますのでご両親はなるべくチェックしてあげてください。

投稿者: 足と靴と双子 投稿日時: 2007-12-21 (金) 12:57