とっちゃんが診断を受けて、2年経ちました。
どうしたらいいのか、わからなかった とっちゃんのことも
どんなことが困ることなのか、苦手なことなのか、パニックになることなのか…
かなりわかってきました。
今年の5月に引っ越してから、また、とっちゃんの不安定な荒れた時期があって
今、環境になれて落ち着いてきました。
こんな風に、繰り返して、大きくなっていくんだろうと思います。
とっちゃんも私達家族も大変だけど、でも、とっちゃんが苦手なこと、困っていることがわかってきた分、楽になりました。
とっちゃんの障害がわかる前も、わかったあとも、双子の兄弟のこぼちゃんがいることで、比べたらいけないと思いつつ、なんで出来ないかなぁ…、なんでそうするかなぁ…って、どうしたら同じようになるんだろう…って思ってました。
普通になること、出来ないことが出来るようになること…それが全てじゃないと思いながらも、“普通”に近づけようとしていたような気がします。
いつもお世話になっている特別支援教育コーディネーターの養護学校の先生に、田中康雄先生(北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター教授)の連載記事“生きること・支え合うこと”を読ませてもらいました。
“診断名よりも大切なこと”と題して書いてあったことに、考えさせられました。
田中先生があるご家族に話されたこととして、「これから、決して自閉症の成長とか変化につき合うのではなく、○○くんの育ちにつき合ってほしいと思います。後から付いた名称が何であれ、この子は、ご両親の元に生まれ、○○くんという一人のかけがえのない存在である、ということがもっとも大切なことですから。」とありました。
ああ…そうだな。
自閉症の成長とか変化じゃなくて、とっちゃんの育ちなんだよな…。
…と改めて思いました。
とっちゃんが持っている障害だけを受けとめて、自閉症の対応を一生懸命するだけじゃなくて、とっちゃんという個性を丸ごと受けとめる…
自閉症のとっちゃんじゃなくて、とっちゃんの個性として自閉症がある。
そう考えるといいのかもしれないと思いました。
やっと、落ち着いてきたから考えられることかもしれません。
そして、やっと落ち着いてきたので、ずいぶん前からめまいがして体調が悪かったのですが、ずっと行けなかった病院に行って来ました。
メニエール病かも?ということで、薬をもらってきました。
睡眠時間が少なかったのが、よくなかったのかもしれません。
ずっと落ち着かなくて眠ることより、とっちゃんのこと(自閉症のこと)に関わることをしていました。もちろん、とっちゃんのことばかりじゃなくて、昼間出来なかった家事とかもしてたけど、本当に、あんなに眠らなくて、なんで大丈夫だったのかな…と、今では不思議なくらいに眠っていませんでした。
そのツケが今きてるのか…(笑)
体調不良です。
今、とっちゃんも落ち着いているので、少しお休みしたいと思います。
ブログの更新は、とっちゃんとこぼちゃんの成長記録を兼ねているので、今のまま、ぼちぼち更新していきます。
よかったら、のぞいてみてくださいね^^
参考文献:「教育と医学」12月号 「診断名より大切なこと」田中康雄氏
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