一号には、生まれたときから足にほくろがある。ちょっと大きめだから、ベランダでプール遊びをさせていたとき、何かの拍子に一号がみつけた。(太ももの外側にあるから、いつもは見えない)心配そうな不安そうな顔をして「かあちゃん・・・こえ(これ)何?むいむい?(虫)」と言った。「それは、ほくろっていうの。かあちゃんにもあるよ。ここにも、ここにも・・・」と自分のほくろを指差して教えてやった。すると、とても安心したようなホッとした顔つきになり、「かあちゃん、いっちょ~(一緒)」とにこにこした。しかし、それからというもの、ほくろが気に入ったのか、「かあちゃん、ほくろ、みてて~(みせて~)」と、しょっちゅう言うようになってしまったのが、やっかいだ・・・