今日は、音楽教室のミニ発表会。朝から、とっちゃんは発表する曲を特訓して行きました。…と言うのも、前日休んでいたので、午前中に懇切丁寧に教えて両手で弾けるようになっていたのに、夜、もう1度、練習してみたら、もとに戻ってまったく弾けなくなっていたからです。なんとか、止まったら音を教えると最後まで弾けたところで音楽教室に行きました。音楽教室が始まって、発表会をいつやるのか、とても不安なとっちゃん。練習する曲がかわるたびに、「発表会は?」と聞いていました。そして…前に出て先生のピアノの側で並んで歌を歌うところで不安な気持ちが爆発…隣にいたこぼちゃんの肩がとっちゃんに触れ「狭い~!!」と怒って、こぼちゃんを押したり、こづいたりし始めました。こんな時、相手がこぼちゃん…というのが、まずいです。兄弟なので遠慮がありません。以前にも発表会の順番を決めるジャンケンでこぼちゃんに負け、パニックになって発表会が出来なかったことがあり…、私は考えるより先に身体が動き、とっちゃんをその場から抱きかかえて、教室から出て行きました。パニックになった場所から離す…それは、パニックになった時の対処法。外に出て、みんな狭いところにいること、肩があたっても、みんな我慢していること。それでケンカをしたら先生に、お友達に迷惑がかかること…を話ました。そして、「落ち着かなければ、車に帰って、音楽教室は今日はこれでおしまい」と言うと、どうしても発表会をしたい、とっちゃんは「大丈夫、中に入る。」と言って歩いて中に入り、前で歌っているお友達のところに行きました。しかし、歌っている間に、シクシク泣き始めたとっちゃん。前から帰ってくるときには、もう大泣きで両手を広げて抱っこ状態で、たけ父さんに突進して行きます。こんな時、たけ父さんに行ってしまったら、母に怒られているので、たけ父さんは優しくしてあげるしかない。たけ父さんにたどり着く前に、私は、とっちゃんを抱き上げ、本日2度目の退場。パニックになってるとっちゃんは、泣きながら訴えています。私も興奮状態だったなので、とっちゃんの言ってたことは、覚えてないです…。でも「とっちゃん、ずっと発表会のことが気になって不安だったんでしょ。だから、肩が当たっただけで怒ったんでしょ。」と言うとシュンとなり「うん…」と頷きました。「発表会で不安だったのはわかるけど、ダメなものはダメ。落ち着けないのなら、発表会は止めて、車で終わるのを待っていよう。」と言うと「いやだ!ぼくも発表会する!」と一生懸命泣きやもうとしていました。泣きやむのを待って、今度は抱っこしたまま中へ…。発表会の順番は、もう決まっていました。一番最後にとっちゃんの名前が書いてありました。お友達が発表している間、膝の上に座らせ、小声で「大丈夫。先生に、とっちゃんが止まったら、音を教えてもらえるように頼んであるから…。」と呪文のように繰り返し話しました。「ほんと?」と少し安心したようでした。(音楽教室が始まる前に先生に、止まったら音を教えてもらえるように頼んでいました。)そして、とっちゃんの番。その頃には、もう落ち着いていて、前に出て名前と曲名を言って礼。曲を弾き始めました。いつも弾けるところまで弾いて、やっぱり止まってしまい、先生に音を教えてもらって最後まで、なんとか弾けました。礼をして帰って来たとっちゃんを抱き上げ、頑張ったことを褒めました。終わってホッとしたとっちゃんです。こぼちゃんは、少しひっかかったりしたものの、ちゃんと弾いて、難なく終了。誇らしげでした。この日は、その後、新しいお家のカーテンの打ち合わせもあり、たけ父さんも私も、くたくたでした。もちろん子供達もくたくた。精も根も尽き果てた一日でした。↑よかったら、クリックをよろしくお願いします。