スポーツ観戦が好きで、自分の好きな選手を応援することと

ブログで スポーツを見た感想を書くこと

自分の中で、それが思うようなバランスが取れず、なかなか言葉に出来ないことが

多くなりました。

言葉で書けない分、見守るしかない。。。そういう想いでここまで見てきたのですが

ソチ五輪を前に、少し自分の想いを整理して残しておきたかったので

言葉にしてみようと思い このブログを書いています。

バンクーバー五輪から４年。

フィギュアスケートを全く知らない状態からテレビ観戦ですが

フィギュアスケートの放送があるときは、必ず見るようになって

ジャンプの種類を覚えて、プロトコルの見方を覚えて

勝ち負けに一喜一憂し、自分なりに考えるところもあり…

だからこそ、五輪シーズンの開幕前は

今シーズンは、もっと楽しんでフィギュアスケートを見られたらいいな

と思っていました。

けれども男子シングルは、バンクーバーの四回転論争からの

揺り戻しなのか、四回転ジャンプの注目が高く、

四回転が決まれば、どこまでいくの？というくらい得点は高くなるばかりで、

これが私の見たいフィギュアスケートなのかな？という想いが

大きくなりました。

そんな想いがピークだったのが、福岡であったＧＰファイナルでした。

日本の羽生選手が高得点で優勝したのに、喜ばしいことなのに

何か、自分の見たいフィギュアスケートとは違うような気がして、

自分のこの何か違うという想いが重かったです。

ＧＰファイナルは、私の住む地域では地上波の放送がなく、ＢＳ放送で観戦しました。

その男女シングルの後に放送されたペアとアイスダンスを 最初はなんとなく見ていました。

でも、次第に引き込まれるように見ていました。

ペアの音楽表現をしながらのダイナミックな技とスピード感あふれる演技。

アイスダンスのスケートで音楽を表現するということは、こういうことなのかって

思えるステップやリフト、最後までスピードが落ちない心地よい滑り。

フィギュアスケートとは？

フィギュアスケートの魅力は？

何か胸の中にストンと落ちました。

「あぁ、これが、こんな演技が見たかった」と。

男子シングルのプログラム構成では、ジャンプは 外せない得点源です。

スピンもステップもレベルを取りこぼさないようにしなくてはならないですが

ジャンプの得点の割合が高く、また四回転の得点は高い上に

出来栄え点のＧＯＥでの加算もあり、四回転を複数入れたプログラムを

ミス無く滑ることが勝つことにつながる採点に思えます。

フィギュアスケートの種目の中で、男子のみの種目であり一番スポーツ色が強い種目が

男子シングルなるのかな と思うようになりました。

そういった意味では、今の複数の四回転を入れないと勝てないことも

少し胸の中に落ちたものがありました。

しかし自分の中では、ペアやアイスダンスのような音楽をスケートで表現する部分が

男子シングルでも もう少し強く出てほしいという思いは無くせるものではなく

この普段フィギュアスケートを見ないであろう一般の人も見るソチ五輪で

スケートでの音楽表現が美しいスケーターの存在が、少しでも知られてほしいと

思っています。

そう思っていたから、高橋選手の五輪代表の選出は、とても嬉しかったです。

それから、アメリカ代表のジュレミー・アボット選手の代表入りも嬉しかった。

この二人の演技を五輪の舞台で見たいと思っていたから、アボット選手の代表入りの

ニュースが入ってホッとしました。

この二人のスケートは、本当に見ていて心地いいです。

例えジャンプを失敗しても、音楽表現を見てるだけでいいと思えます。

だから、この二人のジャンプが全て入りノーミスの演技だったら

どんなに素晴らしいかと考えるだけで鳥肌が立ちそうです。

ジャンプの美しい演技を見るのも好きですが、やっぱりフィギュアスケートは

スケートの滑りでの音楽表現の美しさが魅力だと私は思います。

私は、そういう美しさをもつスケーターにもっと出て来てほしいです。

高得点の試合での勝ち負けより、心に残る美しい滑りを見たいです。

美しいジャンプをもつスケーターと音楽表現が美しいスケーター

二つのタイプのスケーターが共存してこそ面白いと思うのです。

だから、ぜひ高橋選手とアボット選手のノーミスの演技が見たい。

心に残る演技を見せてほしいです。

そうした演技が、音楽表現が美しい新しく出てくるスケーターに追い風になればと思うのです。

それから、高橋選手のスケート人生最高の演技がしたいという夢を叶えてほしいです。

どうか、高橋選手の怪我が良くなっていますように。

万全なコンディションで本番を迎えられますように。

美しいジャンプが戻ってきていますように。

あとは、思う存分、想いのままにスケートをしてください。

そうしたら、きっと結果はついてくると思います。

それから、日本代表の選手の皆さんの演技も楽しみです。

男子シングルも女子シングルも五輪という素晴らしい舞台で

歴史に残る演技をたくさんみたいです。

そしてペアとアイスダンス。

育児の合間に観戦するので、ペアとアイスダンスをあまり観戦する時間を

とって来なかったことをＧＰファイナルを見てとても残念に思いました。

でも、４年に１度の五輪前に、こうして再び出会えたことに感謝です。

もしここで いつものように過ぎていっていたら

五輪の素晴らしい演技を見逃すところでした。

ソチ五輪でもペアとアイスダンス、とても楽しみです。

全ての選手の皆さんが持てる力を発揮できますように祈っています。