フジサンケイを終えて・・・

28
Nice!

9月3日〜6日の4日間は私が勤務している富士北麓のゴルフ場で『第37回フジサンケイクラシックトーナメント』が開催されました。ゴルフ愛好家の方には勿論ですが、ゴルフをしない方々もこの名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?男子のトーナメントは通常4日間で行われ、前半2日間が予選ラウンド、後半2日間は決勝ラウンドと呼ばれます。予選ラウンドに出るための「マンデートナメント」、主催者の取引先を接待するための「プロアマ大会」・・・そして、マンデー出場者のために行われる練習ラウンド等を含めると、トーナメントは約2週間の長丁場になります。このトーナメントに向けて、現場側の最大の課題は「コースメンテナンス」。主催者(日本ゴルフ機構等)の希望通りに管理され、理想的な芝の管理、グリーンの仕上がりのために実は3月から準備は始まっています。トーナメントのためだけに管理していると書くと語弊がありますが、実質的には最高のコンディションをこの時期に持ってくるためにコース管理従事者は相当な苦労を強いられます。ラフ(ベビー&セミ)、フェアウェイ、グリーン・・・そして林帯まで細やかな手入れを施し、理想的な長さ、硬さ、転がり方を作り上げていきます。トーナメント成功=コース管理の徹底と言っても過言ではないと思います。今回のトーナメントはご存知のように若干17歳の天才がみんなの期待に応え、圧倒的な強さで勝ちました。日本の男子トーナメントの優勝スコアが−16から−22なのに対し、今回のスコアは−12・・・如何に難しいコースに仕上がったかきっとゴルフを嗜む方々には納得していただけるはず。日本を代表するモンスターコースに着々と育っています。コース課のスタッフに心から敬意を表して彼らが作ったコースで働ける事に感謝しています。お疲れさまでした!でも、来年のトーナメントに向けてコースコンディション作りは既に始まっています。

投稿者: 双子の子供とかレジャーの仕事とか… 投稿日時: 2009-09-07 (月) 21:23