3歳児検診とプール体験

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Nice!

私が住んでいる地域では、無料でできる健診はこの3歳児健診が最後。先週の木曜日、この最後の健診のため、区役所に行って来た。3歳児健診といえば採尿があるのよね。事前に折り紙みたいな紙コップとプラ容器が送られてきていて、これに朝の尿を取って持っていく。しかし!この折り紙コップったら自立しないし。双子は、朝なんていつもトイレの順番でひともんちゃくあるのに、自立しない紙コップに1人ずつ採尿なんてできねっつーの。仕方がないので、普通の紙コップを使って、まずは次郎採尿。「最初の尿は取らないで!」なんて高度なことが書いてあるから、少し待っていたら大半を出してしまい、少量しか取れなかった…。この様子をみていた太郎は恐れをなして逃げたが、尿意には勝てずに戻ってきた。今度は最初の尿も全部取ることにした。そしたら、すんげえ勢いなもんだから、コップにあふれるんじゃないかとドッキドキ。なんとかセーフで2人とも無事に採尿終了〜。さて、健診はまずは保健師さんの質問から始まった。長子の太郎から質問される。「太郎くん、お名前は?」後ろを向いて「…」「今、何歳かな〜?」「…」「今日は誰と来たの?」「次郎…」おい、母さんはどうした!つーか、1週間も前から名前を聞かれたらフルネームで答える、何歳か聞かれたら「3歳」と言う練習までして、完璧に答えられていたのに、なんなんだ!実は意外に人見知りな太郎。これは、想定内。つぎに、大小の●が書かれた紙を差し出され、どっちが大きいかゲームしようよ〜と言われて、これは3回やって全部正解し、家では名前も歳もシンケンジャーの漢字も全部言えますと言って、ならいいですと納得してもらった。つぎ、次郎。名前はフルネーム、歳も言えたが蚊の鳴くような声。家でのあのうるささはどこに?誰と来たか(ママと太郎と言った。ママなんて普段言わないのに:笑)何できたか「ちっちゃいブーブー」(うちのセカンドカーの軽自動車)と相変わらず声は小さいが全て言えていた。大小ゲームも全部正解。問題なし。つぎ、身体測定。太郎:14.5kg 94.7cm次郎:12.4kg 92.7cm丁度測ったように、2キロ、2センチ違う2人。生まれてから一度もこの大きさが逆転したことなし。一生このままか?今度はお医者さんの問診、健診。「双子さんだとねー、結構言葉とか遅くなっちゃうこととかあるけどどうですか?」と聞かれ…。私は、早くは無いけど、遅くも無いと思っているので、大丈夫だし、保育園にも行っているから、遅ければ保育士さんがわかるはずと言ったら、それ以上の追求なし。あと、私の健康状態やら、育児の悩みなんかも聞かれた。3歳児健診は、発達の遅れが一番わかりやすい年齢であるので、それを早期発見するとともに、虐待の可能性も探るらしい。ないから。大丈夫でーす。つぎに、歯科検診。2人とも同じ歯並びしてるね〜と先生に言われた。変なところが似てるらしい。乳歯がすべて生えそろい、虫歯なし。兆候もなし。最後に保健師さんにほめられた。2人同時なのに、注射も出来るものは全部してるし、健診も欠かしてないし、虫歯もない。おむつも取れてるし、立派に育児してますね、お母さんと。泣きそうになったよ。私、頑張ってたんじゃん。保育園の先生か?(笑)さて。健康優良児の称号をもらった太郎次郎。土曜日に、お友達の桃桜ママの勤めるスポーツクラブのプール体験に行ってきた。実は習い事って一度もさせたことがない。男の子だから、スポーツは出来ないとマズイ。つーか、私の理念に反する。でも、保育園は体操とかやってくれてて、いつの間にかでんぐり返しが上手なってたりするので、出来れば保育園では出来ない、水泳をやらせてみたいと思っていたのだ。私は事情があって、絶対水着にはなれないので親子水泳とかは絶対カンベン(笑)まあ、双子だからどっちにしろ2人の面倒は見れないんだけどね。ベビースイミングとかも子1人に親1人が原則だから、双子は出来ないんだよね。で、その桃桜ママのスポクラは2歳半から母子分離でコーチにお任せできると言うので、やらせてみることにした。当日、桃桜ママはお仕事がお休みにもかかわらず、我が家の2人の見学のためにわざわざ来てくれた。(双子の桃&桜ちゃんももちろん一緒)みんなでお昼を一緒に食べて、なんとなしにテンションが上がってきた太郎次郎。クラブに行って、着替えを済ませたら、クラブの廊下を桃、桜ちゃんと全力疾走で走り回って遊んでいた。勝手に準備体操OK!さあ、いよいよ時間だ。「ささきコーチ」がやってきた。「さあ、みんなこんにちは〜。がんばろうね〜」ささきコーチのさわやかな笑顔をあざ笑うかのように、太郎次郎、母子分離を悟り激泣き。場所見知りの人見知りだからね。これは想定内。こんなの、去年の保育園で慣れっこな私は、コーチに2人を抱かせて「行っといで〜」と元気に送り出した。そして、桃桜ママ3人と私はプールが良く見える2階の見学所に移動。2人はしばらくプールサイドでコーチにしがみついて泣いていたが、コーチが「ママがあそこにいるよ」みたいなことを言ったのか、何かをあきらめたのか、シャワーを浴びに行き、そしていよいよレッスンスタート。腕にする浮き輪をしてもらって、プールの中の踏み台の上を歩いたり、ボールを取りに言ったり、バケツで顔に水をかけられたり。良く見ると超笑顔。そして、誰よりも張り切ってやがる。やっぱり彼らは水が好きだったんだなと確信&安心した。1時間弱のレッスンが終了して、プールから出てきた途端「面白かった」「泳いだんだよ〜」と楽しかった話をマシンガントークしておった。もうこうなったら仕方がないので、夏期講習3日コースに申し込み〜。平日に3日も仕事休めるのかしらん?と自分に疑問を抱きながらも、こんなに子供がやる気を出しているのに、その芽をつむのもどうかって感じじゃん。何とかするしかないよなぁ。その後ミスドで皆でドーナツ食べておしゃべりしてたけど、2人は泳いで腹が減ったのか、ドーナツ食いまくり。お菓子食べまくり。ペンと紙でも渡しておけばいつまでもおとなしくしていてくれる桃&桜ちゃん(5歳)とは、基本的に違う生き物。でも、4人で楽しそうにしてたなぁ。子供同士って不思議だよね。言葉がなくとも楽しそうにできる。あれは、うらやましいなぁ。その後、スーパーで買い物中に2人とも撃沈し、太郎は桃桜ママのカートで船をこぎ、私は次郎を抱いて、私のカートは桃ちゃんが押してくれて、5歳児ってなんて素晴らしいのだと感激してしまった。ジャマすることなく、むしろおおいに役にたっている!うーむ、あと2年でこんなになるかなぁ、太郎次郎。帰ってからも、父にババに、保育園の先生に、プールでの話をしまくり自慢の2人。喜んでくれて本当に良かったよ。夏期講習もがんばって、少しは泳げるようになっておくれ〜。

投稿者: ホク通信 投稿日時: 2009-06-30 (火) 00:17