虫とビワの実

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Nice!

もう週末かぁ。1週間って本当に早い。さて、最近の二人のブーム。それは「虫さん」です。家の中にアリが現れるようになってから(汗)、虫にとても興味を持つようになり、ちょうちょ、蜂さん、だんご虫、でんでん虫、てんとう虫、カマキリ、蚊などいろんな虫の名前を覚えた。我が家が、虫に恵まれている環境って言うのもあるけど、とにかくすごい執着ぶり。保育園に行く時に、アリが一匹玄関先にいようものなら、二人してしゃがんで一歩も動かなくなる。こっちは時間ないのにイライラ…。(あ、今日はこういう話じゃないです:笑)次に興味があるのは、くだもの。もともと、くだものは二人の大好物なんだけれど、庭で育てているブルーベリーを食べさせてやったことからそのスイッチが入った。それから、一歩外に出ると、よそのおうちに置いてある植物の実を、勝手に取ろうとするから困りものだ。保育園の門を出た所に、大きなビワの木がある。それは、もう誰も住んでいないお宅の木なんだけれど、その木がたわわに実をつけた。雨が降った後など、何個か落ちている事があって、それを太郎が拾った。「落ちているやつなら、まあいいか…」と私も多めに見て帰宅。すると、次の日から、二人でビワの実を血まなこになって探し出した。拾ったら大喜びで家にもって帰る。私は絶対食べては行けないと、家に帰ったら捨てさせていたんだけど、ある日、私の目を盗んで、次郎がカーテンに隠れてビワを食べていた…。実は、それがものすごくおいしかったのだ。(ためしに、私も食べてみた)これはまいったなぁ。明日からは、ビワを拾うまでは帰らないと言うに決まっている。だって、最近では、落ちている実が見つからないと、私に「木から取ってくれ」と要求してたくらいだから。さすがに、親としてそれは出来ないので、拒否して泣かれてたけど。「あのたわわに実ったビワがなくなる日はいつなんだろうなぁ」と、私は明日からの登降園を憂鬱に思っていた。そして迎えた翌日の朝。最近、カラスがとても増えた我が町内。その日も朝からカラスがカーカーうるさかった。憂鬱に思いながら、保育園に言ってみると、あろうことか木にビワの実がひとつもない!一夜にしてこんなことありえるのか?空き家の主が取りに来るわけないから、誰かが夜中に取ったのか?いつも、うちの子がビワを拾っているのを微笑ましく見守ってくれた園の警備員さんが木を見上げて言った。「カラスが全部食べちゃったみたいなんだよねぇ」カラスグッジョブ。無いものを取れとも言えないので、双子もすっかりあきらめてくれた。あーよかった。しかし…。その後、カラスが食べた証拠として、至る所にビワの種が落ちているようになった。(消化しきれない種を糞で出しているのか、食い散らかしたのか?二人は当然、その種を拾う(やめろって)家に帰って捨てさせようとしたら、また次郎が私に隠れて食べた(カラスの糞かもよ、それ…)んもう〜。いい加減、あらゆるものを拾って食べるのやめてくれない?その後3日間、次郎の腹が壊れないことを祈った私。大丈夫だったけどね。でも、その虫とか実に興味持つのって、とても私は良くわかるんだよね。私もそういうの、大好きな子だったもん。結局それがそのうち「釣り」という趣味に発展していった訳だけれど。要するに、狩猟本能ってやつ。男の子には多いらしいけどね。皆さんの子供はどうなのかな?

投稿者: ホク通信 投稿日時: 2008-06-20 (金) 15:05