私に剣道を勧めた人は、剣道クラブの一年先輩と同じ春組みに子供を持つお母さん。先日分かったことは私と同学年ということ。1年先輩は今3年生の男の子でうちより1つした。同期の女の子は今2年生。そのこたちの下にはまだ2人、妹がいる。子沢山なお母さんだ。二人ともまじめにこつこつ、お母さんの言うことを良くきいて、お残りも必ずやっていて、先生の言うことを素直にきいてがんばっている。最近みるみる上達している。「お兄ちゃんはどう?」おにいちゃんとはゆうのこと。「お兄ちゃんたちがんばっているね」など、声をかけてくれる。そのたびに「今日は嫌がっていたけどきた」とか「もうやめたいっていっていた」とかつれてくるだけでくたくたになっている私は答えていた。先日、「私ならやめたいって言ったら、もうつれてこないよ」って言われた。私はついムキになって答えていた。そんな私に何か伝えたかったのだと思う。その人がこの本を読んでみて、と本をくれたタイトルは「子供を立ち直らせる 愛の法則」このタイトルを聞いてどう思いますか?私は、ちょっとショックだった。うちのこ、立ち直らせなきゃいけない様な状態ってこと???って感じだ。なかなか読む気がしなかったのだけど、読んでみた。すると、私にはとっても理解できる内容で、今までの納得できなかったことが納得できる気持ちになれた。それで、読書が苦手な私もどんどん読みすすめることができた。家庭は愛の原理によって成り立っている 「親切な愛」 と 「ゆるす愛」の2面を満たすこと。精神的にも物質的にも安定をした生活を心がける。満たされた子供は、前に進める。と言うもの。社会は、ルールが必要で、その規則を破れば罰がある。社会で家庭の愛の原理はもちろん成り立たない。逆に、家庭には社会の規則は必要がない。親切の愛とは?子供の言ってほしいことをいう。?子供のしてほしいことをする。?子供の言ってほしくないことを言わない?子供の嫌なことを取り除く。たとえば、お小遣いを上げるときも、何か条件をつけたり、文句をいってしまったら、それは愛として子供に伝わらないということ。ゆるす愛とは理由を見つけてゆるすこと。つい先日あったこと「すぐに〜をやれ、やらないなら、公園に出すぞ!!」何度言ってもできない子に対し、とうとうパパが怒っていった言葉です。「パパは外に出したいなんて思っていないよ。やってほしいから言っているんだよ」とフォローをしたが・・親は、「ごめんなさーい、外には出されたくないから、すぐやりまーす」と言う行動を期待するのだけど子供には愛が伝わらない、そのときの感情だけが伝わるというの。家庭に罰は必要がない。ということ。で、いろいろ私の中でなぞが解けてきました。ごめんなさーいといって、その場の状況を判断して、さっさと行動し、対応できる子はいいのですが・・できない子もいるのです。それがゆう。私は、ずーっと悩んできた。どうして伝わらないんだろう。いやいや伝わっているし、本当に色々とわかってきた。でもでもどうしてこうなるんだろう?これはすべて自分が子供に対してしてきたことにつながっている。ずーっとずーっと感じてきたことや勉強してきても納得できなかったことが少し解けた気がしています。とにかく、ゆるそう。「愛」を伝えよう。と思いました。この1週間はだから私は怒っていません。その代わりパパが怒ることが増えて、パパにも説明をしています。とにかく、安心して暮らせるようにしてあげることが何より先決だと思いました。双子だから、比べることは良くないってもちろん認識しているし、ちゃんと二人のいいところを観ていこうって思っていた。でも、やっとそうできるようになるまでに、5年以上かかったのです。その5年以上の間、私はやっぱりゆるせなかった。なぜ自分の思うとおりにならないのか、なぜこの子はあの子のようにできないのかなぜそんなに泣き喚くのか?とにかくそういう言葉でも態度でもない、私からのオーラは当然彼だけに伝わっているはずで、私はずーーーっと罪の意識があり、ずーーーっとそこに返って、やっぱり・・・と落ち込む。だけど、子供をゆるしていくには、犠牲があること、そして、その親もゆるされる存在であるということそういうこともこの本から感じることができて、重い罪を少し軽くしてもらうことができました。いつまでこの気持ちが続くかは分からないけど、やっぱり、家庭と社会は違う。家庭で教えるべきことは学校で教えることとは違うんだなと強く思いました。変わっていくといいな。。。わたしが。