ボクだって…

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Nice!

入学式前日、KO君はTO君の付き添いで、入学式のリハーサルについて来ました。その間中、にこにこと先生方に愛想を振りまいていたKO君。家に帰って、たけ父さんに「どうしてTO君は、特別に いろいろなことをしてもらえるの?」と聞いたそうです。たけ父さんが「入学式のリハーサルのこと? KO君もしてもらいたい?」と聞くと「ううん。でも、いいなぁ~。」(KO君)その夜は、たけ父さんと、翌日の入学式の打ち合わせを入念にしていました。入学式が始まる前は、私がついて入学式のTO君の前の席に座るのは、たけ父さん。(TO君とKO君の入学式は、なんと新入生と保護者が対面式でした。)その後、入学式が終わってからの記念撮影はどうしよう…?入学式が終わってからも、TO君がパニくってたら、私の方が動きやすいよね~…なんて、TO君のことばかり考えて、打ち合わせをしていたら…「…ねぇ。ぼくのところには、だれが来てくれると?」とKO君「そうだね。どうしようか?お父さんかな?」と答えて、たけ父さんとの打ち合わせに戻ろうとしたら…とたんにKO君の瞳が、うるうるしだしでも、涙をこぼさないように、必死に瞳を上に向けながらじっと私を見ていました。KO君の顔は、「ぼくだって、入学式なのに…。」って訴えていました。KO君は、お母さんっ子。入学式が終わって、みんなのお母さんが側に来てくれるのに、ぼくだってお母さんがいい!って、そう思ったんだと思います。たけ父さんと、相談してから「わかった。入学式の後は、KO君のところにはお母さんがいくね。」と言うと安心したように、涙をポロポロこぼしました。またKO君に我慢をさせてしまいました。一方、TO君は、「ぼく、お父さん!」TO君は、お父さんっ子。こちらは問題なし。ただパニくった時に、小回りのきく私がいいとうだけでした。(たけ父さんは、大きいので目立ちます…。)当日、入学式が終わって、KO君の教室に行くと、KO君、母をそわそわと探している様子。私の姿を見て、ホッとして前を向きました。KO君。君には、いつも我慢させているね。君にとっても、たった一度の入学式だったね。いつも、ごめんね…KO君。↑ランキングに参加しています。ポチッと応援のクリックをしていただけたら、うれしいです^^