「心の中をのぞけるメガネがあったらいいのに。そしたら、お友達がどんなことを考えているのか、わかるでしょ?」
お友達の気持ちがわからなくて、困っていることがあるのかな。小学1年生とはいえ、いろいろあるのかも知れませんね。
でも、本当に心の中がわかったら、傷つくこともあるんだよ。
「サーヤは心のぞきメガネをもってるんだよ。だって、先生とパパがお話していた時に先生が『サーヤさんはお友達の心の中をいつも見つめるようにしているようです』って言ってたもん」
と再びマーヤが言いました。
3者懇談の際に先生からそう言われたことがありましたっけ。
サーヤは以前、お友達とプチトラブルがあったものの、彼女なりに頑張っています。そしてそんなサーヤを先生はちゃんと見守ってくださっているのでした。
「ねぇサーヤ、どうやったらお友達の気持ちがわかるの?」とマーヤがサーヤにたずねます。
「そんなん、じーっと顔を見てたらわかるやん。前、テレビの『ちびまる子ちゃん』でもお母さんがまるちゃんの考えてることがわかってたやん」
うむむむ・・・やはりサーヤは心のぞきメガネを持っているのでしょうか。
私のおなかの中にいる時から身体が小さく、今でもちょっぴり発達が遅くて身体が弱いサーヤに神様がメガネを授けてくださったのかも知れませんね。
心のぞきメガネ、私も持っていたいものです。
【Photo】従兄弟の愛犬・ジャッキーちゃんに絵本の読み聞かせをするサーヤ