こちらポールグリーンのパンプスです。とっても細めの木型です。ストッキングで履くと表面がツルツルで滑るので素材を張り替えた方が快適です。
東京はこの2日間でグッと秋らしく肌寒くなりました。先週は4歳保育園児の双子の運動会でした。普段の行いが悪いせいか雨の為、小学校の体育館で行われました。
とても感受性が強く神経質な娘は「かけっこ」はとても速いものの大勢の人の前では緊張してしまうらしく、先生からも「合同練習でもかなり緊張して泣いていましたので、運動会は楽しむものだよ。と繰り返し言ってあげてください。」と助言されましたので「失敗しても笑っていればいいんだよ。」と運動会当日、娘に言いました。
運動会がはじまり、娘の徒競走が始まった時です。遠目で見ても本人がとてもイヤがっているのが見えます。私はゴール後ろへ移動し思いっきり手を振りました。なんとか走り出したのですがゴールすると3位でした。「一番になれなかったよ~。」と泣き出す娘。「でもかっこよかったよ。一生懸命走れば一番じゃなくてもかっこいいんだよ。」となだめつつ、先生に娘を渡しました。
その後リレーが始まり先頭の娘はカーブで思いっきりすっころび、バトンはカランカランと遠くへ転がりました。きっと泣き叫び床に転がり、棄権するだろうなぁと思いつつ見ていると、さっと立ち上がりバトンを拾い走っていくではないですか。信じられないわぁ。と感動していると、周りの父兄の皆さんが拍手してくださり、娘はベソをかきながらも次の子にバトンを渡しました。担任の先生も感動して泣いているのを見て、私も泣けました。笑 これが大人しい息子の身に起きたことだったら「災難だったねぇ。」で終わるのですが、あの激しい気性の娘に起こってしまったことに意味があるのです。
この運動会は4歳の娘にとってはとても貴重な体験だったのではないでしょうか。この先、長い人生で同じように予想外に大失敗してしまうことがあっても諦めずに立ち直り目的に進んでいける人間になってほしいと思う母でした。