単胎の妊娠と違う所

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貧血になりやすい双子を妊娠すると多くのママは出産するまで貧血常態が続く事が多いです。血液の中では赤血球の製造が追いつかずに足りない赤血球を作ろうとするのですが、主材料になっている鉄分が妊娠中お腹の双子に優先的に送られている為、ママの血液は出産するまで鉄分が足りない状態になってしまうのです。単胎より双子のほうが栄養や酸素を送る量が多くなっているので、普段より多くの血液循環が、単胎よりも多くの血液循環が必要になり、出産時やそれ以降も鉄剤や増血剤を使う人も少なくありません。お腹の張りが頻繁に早くやってくる双子を妊娠して30週頃になるとお腹の張りが頻繁になってくるのですが、その張りが生理的な張りなのか、陣痛につながる張りなのかがわかりずらいので、その張りををチェックするNST(ノンストレステスト)も行われます。このお腹の張りを見るのは、単胎妊娠ではお産が近づいてきてから行われるのが一般的ですが、双子を妊娠しているママは単胎妊娠のママより先にこの検査をするようになります。その他、双子の出産には危険がある場合もありますので、トラブルをなるべく早めに察知できるよう、双子妊娠の場合は全体的にお腹の具合を見る超音波検査は多めになります。お腹が大きくなるのが早い双子を妊娠したママたちはやっぱりお腹が目立ち始めるのが単胎ママよりも早めになります。双子妊娠が遅めに判明したママの中には、お腹が他の人より大きいのでとても気になっていたという人も中にはいるようです。双子妊娠4ヶ月ごろにはお腹の膨らみがかなり目立つようになり、6ヶ月ごろになると急に大きくなってきます。単胎ママなら妊娠後期に入ってから現れ始めるお腹周りなどのマイナートラブルを、この頃から経験し始める双子ママも多いでしょう。

投稿者: 双子の妊娠・出産情報サイト 投稿日時: 2007-03-06 (火) 10:53