連休明けに TO君のケース会議があり、中学校に行って来ました。
ケース会議は、小学校の時から慣れているものの、中学校では初めて。
私も新しい場所は苦手なので、前日から じょじょに緊張してきていました。
4月の終わりに、支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生と作戦を練り
「中学校での初めてのケース会議だから、今までのことを簡単に振り返って、そして今後、どんな未来を考えておられるのか お話しされたらどうですか?」と振られ
私達は、あっさりとさっさと終わろうと思っていたので、まったく考えてなくて
たけ父さんは「僕が話そうか?何言うか分からんけど(ニヤリ)」と言うし
(本当に何言うか分からないので)「いや、私が話す。」と言って
久しぶりに原稿を書きました。
前日は、A4の紙1枚に収めたTO君の困り感と、今までの事と これからの事を
話すための中長期の支援の図(たけ父さんがパワーポイントで作った図)を
会議に出席してくださる人数分 印刷して用意し
自分が話す原稿をチェックして、落ち着かないままリビングで寝落ちしました。
当日、たけ父さんが、仕事を早退して帰って来てくれて中学校へ。
支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生とスクールカウンセラーの先生の顔を
見つけて少しホッとしたのもつかの間 校長室に通されました。
校長室…。普通に親をしてたら、滅多に行くことのない場所です。あぁ緊張する…。
担任の先生に挨拶して、中学校の特別支援教育コーディネーターの先生に挨拶して
校長室に入り、校長先生に挨拶。
席に着きつつ、出席してくださる先生方を確認。。。
出席してくださった先生方は、中学校から校長先生、特別支援教育コーディネーターの先生、学年主任の先生、担任の先生と養護の先生。小学校から校長先生、特別支援教育コーディネーターの先生。そして支援者の先生の支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生とスクールカウンセラーの先生の9名の先生方に私達2人。
小学5年生の時に、学校と関係が良くなくなってから、常にこんな人数になってしまっていたので、慣れてはいるものの…緊張します。
まず、先生方の自己紹介があり、それから担任の先生の中学校でのTO君の様子、そして特別支援教育コーディネーターの先生(家庭科)、学年主任の先生(技術と部活の顧問)からのTO君の様子、養護の先生から検診での様子などのお話しがあり
どの先生からのお話も「今のところ問題なく過ごしてますよ」ということでした。
私達からは、まず私が最初にTO君の困り感について話す予定でしたが
先生方が中学校でのTO君の様子をお話ししてくれたので、家庭からも話さないと…と思って、急きょ家庭でのTO君の様子を話し、本題のTO君の困り感について説明しました。
そして、最後に小学校の入学の頃からのTO君のことから、TO君の将来 こうなってほしい姿についてお話ししました。その話しの後、たけ父さんにバトンタッチ。
たけ父さんからカミングアウトについて(カミングアウトはしないこと)を話してもらいました。
そして支援者側の支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生とスクールカウンセラーの先生から助言をいだだいて、ケース会議は終了となりました。
(TO君のケース会議は、学期ごと1回、支援者の先生方の助言をもらいつつ、TO君の今の様子の確認をさせてもらうことになりました。)
支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生もスクールカウンセラーの先生も
これから先、TO君に必要なことをお話ししてくださり、とてもありがたかったです。
特にスクールカウンセラーの先生は、TO君と何回もカウンセリングで会ってもらっているので、とても上手くTO君の事を話してくださって、本当に嬉しかったです。
私も何回もお話しさせてもらっているのですが、TO君の興味のあることから発展させて、実生活の「こうしたら上手くいくんじゃない?」というもって行き方が、とても素晴らしくて神様のような優しい方なので、すごく巡り逢えてよかったと思います。
ケース会議の最後に、中学校の特別支援教育コーディネーターの先生から
「小さい頃からの成長のお話しが聞けて、とても良かったです。中学校入学から見た感じでは、そんなに問題ないように思えていたので、そういう過程があったからこそのことなんだなと思いました」と言ってくださって、他の先生方も頷いておられる先生もおられて
「やっぱり、話して良かった」と思いました。
助言して下さった支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生に感謝です。
中学校の先生方と支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生、スクールカウンセラーの先生に挨拶して、中学校から帰るとき
玄関まで見送りに来て下さる先生方が、笑顔で見送ってくださって
すごくホッとしました。
小学校の時は、担任の先生が見送ってくださるだけでしたから。
人の笑顔って、すごく暖かいですね。
こういう何気ないことで、ホッと安心できる。。。
「どうか、3年間 よろしくお願いします」
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ケース会議の日。
私達が 校長室にいた頃、KO君は家庭科の授業中でした。
家庭科の授業は、最初の15分ほどで「これから会議だから」と自習になりました。
家庭科の先生は、中学校の特別支援教育コーディネーターの先生。
私達が、ケース会議で学校に来ることを知っていたKO君は。。。
「また、うちか。。。」と思ったそうです(^^)
KO君のこの反応が 可笑しかったです。
でも、いつも ごめんね KO君。