何ごとも早いことがいいことで、スピードを最優先させるKO君。いつでも、とても効率よく、やらないといけないことはやり気持ちの切り替えも上手く、集中力のコントロールも上手で、何でも早い。いつもKO君のこの能力は、すごいなぁと感心します。
でも一つだけ字が汚いことだけが、どうにかならないかなぁと思って気が付いたときに言うのですが、
「僕の鉛筆からはね。ミミズが出てくるんだよ。不思議だよね~。」
って笑顔で切り返されると
「そうだね。なんで鉛筆からミミズが出てくるんだろうね~。おかしいね~。」
「なんでだろうね~。」あはは~って、笑って終わる繰り返しです~。
ちょっときつく言うと、字が汚くても困らないみたいなことをKO君は言います。そりゃ、困らないけれどねー。自分だけが見るノートとかはいいけれど、先生に見せる答案や宅習のノートはきれいに書いた方が、先生も気持ちいいと思うし、私もKO君のノートを見て気持ちいい。
こういう『鉛筆からミミズ』って切り返しも面白くて基本的に好きだし、最初は、大笑いしました。こんな風に言うようになったんだ。大きくなったなって思ったけど何をどう言っても、KO君は字をきれいに書こうとは、あまり思わないらしい。本人がそう思ってない以上、今のところ どうしようもないのかなぁ。
でも私は、やっぱりきれいな字が好きだし自分もなるべく、自分以外の人が見るものは、きれいに書きたいと思う。なぜなら字は見ても読んでも、きれいな方が気持ちいいと思うから。
KO君にとっては、字が汚くても別に問題ないし早く終わる方が絶対にいいと思っているみたいで、価値観の違いなのかな?KO君は、ゆっくり丁寧に書いたら、きれいな字が書けるからよけいに、もったいないと思うんだけど…。たけ父さんは、習字の先生になれる資格を持っていてKO君の字を見ては、きれいな字を書いてほしいと嘆いてます。。。
いつか、「鉛筆からミミズ」なんて言わないできれいな字を書くことに価値を見いだしてくれるといいな。母さん、絶対その方がいいと思うよ、KO君。