夏休み前の話を今頃・・・ですが、七夕の頃、サーヤとマーヤは短冊を作り、それぞれ願い事を書いていました。サーヤの願い事は「わすれ物をしなくなりますように」。・・・と書きたくなるぐらい、忘れ物が多いサーヤです。マーヤの願い事は「バレエがうまくなりますように」。バレエを習い始めて2年目。2人とも頑張ってます。サーヤは「ルークのお願い事も、さーちゃんが書いてあげようっと」と言って、もう一枚、短冊にお願い事を書きました。「つぎはにんげんの男の子にうまれかわって、ごはんがいっぱい食べられるようになりますように」ルークが食べていいのは、動物病院で購入しているフードだけ。普通のフードだと、シュウ酸カルシウムがたまりやすく、結石になってしまう体質なのです。一度、石がたまり、手術をして以来、食事制限をしています。なのにルークは食いしん坊。本当はいろんな物を食べてみたいのに、家の中で拾い食いしては、パパに大目玉をくらっています。いつも私は「ルーちゃん、次に生まれ変わる時は人間の男の子になって、いっぱいご飯が食べられるように、ママお祈りしてるよ」と言ってるので、ルークの願い(本当は私の願い)としてサーヤが代筆したのでしょう。ササは用意しなかったので、短冊はベランダの物干し竿に子供たちがつるしていました。「ここなら神様からきっと見えるよ」そして七夕の翌々日・・・「ママー、神様が私とルークの短冊もっていっちゃった。どこにもないんだもん。」サーヤが私にそっと告白しました。「絶対に神様がもっていったんだと思う。だって、私、忘れ物しなくなったもん。」・・・って、まだたった一日ですけど(^-^;風でどこかに飛んでいったんだと思いますが、もしかしたら本当に神様が持っていったのかも知れません。「ルークのお願いもかなうかなぁ・・・」かなうといいねぇ。