日曜は次男初の空手の昇級審査会だった。1年から始めた長男は、いくらかセンスはあったのか、ぽんぽんと昇級していき賞状を2枚ももらうほどの実力だったけれど、なかなか”その気”にならない次男。それでもやっと1つ級があがるのを許可されると、俄然やる気満々になってきていた。当日朝も兄と組手の稽古。だんだんと、それっぽい動きができるようになっていったのは、数日前からよく見た、兄が1〜2年のころの空手のビデオだった。自分の目で見て、しかもそれが兄がやっていることだと、自然に体に覚えてしま...