shouが幼稚園に入ったくらいから、周りで少しずつ、ゲームをする子供が増えてきました。特に、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんがいる子供は、かなりの確率でDSを持っていて、shouはいつもうらやましそうに眺めていました。公園やマンションのエントランスで見かける小学生は、みんなDSに夢中になっていて、せっかく友達と一緒にいるのに、みんな一人で小さな画面を見つめているだけ。幼稚園の運動会でも、家族と一緒のレストランでも、その光景を見かけるのは珍しくない。せっかく家族と一緒にいるのに、なんで?理由はわかる、だって、今はゲームを持っていない子のほうが少ない。話題の中心はゲーム。ゲームを知らないと、友達関係が築けない。それに、ゲームしてるときの子供は、すごくおとなしくて扱いやすい。プレゼントでも、ゲームをあげれば大喜び間違いない。家族と一緒の行動をとるのを面倒に思う年頃になっても、ゲーム持ってきていいからと言うと素直についてくる。夏休みになって、学校が休みになり、外も暑いし、遊びに付き合うのも大変、だから、ついついゲームをさせてしまう、と言うママ友は多い。親にとってもラクなのです。わかる、わかるんだー、その気持ち。私自身、ゲームは小学生のときから好きだった。大学生になっても好きだった。そして自分が親になり、テレビやゲームに頼らないで、毎日外遊びさせて・・・っていうのが、時間的にも環境的にも、すごく難しいのもわかる。それで、去年、試しに私の弟にDSを借りて、しばらく遊ばせてみたんだけれど、やっぱりまだ少し早かった。時間を決めても、うっかり夢中になってしまったり、弟たちと取り合いをしてけんかになってしまったり・・・結局、DSを与えて、私はイライラすることのほうが多かった。それに、shouと同い年のお友達が、一日1時間という制限をきっちり守らせても、毎日DSをやっていたら小1にして視力が0.3になった、という話を聞き、ついにDS禁止令を発布。変わりに、画面が小さいDSと違って、画面が大きく、みんなで同時遊べるWiiならいいかな、と思って、遊ばせてみることにしました。ただし、一日のうち、夜8時から9時まで限定、そして、ご飯やお風呂、宿題、明日の用意まで終わって、けんかしないならやってもいいよ、っていう条件つきで。それで三人そろってテレビに向かっているのがこの写真。一応、ソファからテレビまでは2メートルの距離があります。テレビ見るなら必ずソファに座ること、として、この距離を保つことにしています。今のところ、三人とも目は悪くない様子。でも、やっぱり1時間もゲーム画面を見続けるのは良くないと思うので、できれば30分に一度は目を休ませるために休憩を入れたいところ。目下のブームはマリオカート。shouはあっという間にパパのレベルを追い抜き、ryuも1位になることは珍しくない。kenはまだ興味が薄く、ゲームに夢中の兄たちの邪魔をして叱られてばかり。ゲームに頼りすぎるのは良くないけれど、とりあえず、ゲームする時間としない時間のメリハリが、きっちりできて、時間の意識がついてきたのは良かったかな。あとは目が悪くならないのを祈るばかり・・・一生ものだもんねえ、目は。こんなものが売ってるくらい(笑)オクダケ・レーダー「オクダケ・レーダー」を設置すると、テレビの正面1m付近に近づくとセンサーが感知し、電源が消える仕組みになっています。