学生時代以来、ずっと伸ばし続けてきた髭をそり落とした夫。カラーの、それもかなり激しい色合いのピンクや黒やらを封印し、白や白に細いストライプ程度のワイシャツだけを着ていくようになった夫。この４月を過ぎてからというもの、毎日のようにいろいろあるのだと、ため息をよくつくようになった夫。思えば彼も４０歳。男の厄年とはよく言ったもので、肉体的なピークを過ぎつつあるところに、仕事上での立場が変わったり、より重要な役目につくようになるというプレッシャーが重なり、よくよく心してその時期を迎えるようにとの...