先々週、風邪を引いて病院に行き、
先週、その病院でウィルスをもらって嘔吐下痢症にかかり、
そしてやっと治って、平和な週末を過ごせるかと思っていた、
我が家の三男坊、2歳になったばかりのかわいいken。
日曜日・・・救急車に乗ってしまいました・・・
私はそのとき、買い物にでかけていて、
家では夫と三人の子供が、まったり過ごしていたのです。
夫の話によると、かくれんぼをし、おやつを食べ、
じゃあ次はプラレールで遊ぼうか・・・と言う話になったとき、
いち早くおもちゃの棚に向かったkenが、プラレールをひっぱりだし、
そしてその次の瞬間、「ぎゃ〜〜〜っ」と泣き叫んだそうなのです。
夫がかけつけると、口から大量に血を流し、
見ると、kenの舌が、切れて・・・というか、
もう、裂けてしまっていて、kenは泣いてるし、
血は出てるし、夫はもうどうしたら良いかわからず、
おろおろ焦ってしまっていて・・・
ちょうどその時、私が出先から電話をかけたところで、
電話口に出た夫が、
「kenが舌を切った!血がたくさん出てる!
俺どうしたら良いかわからない〜!!」
とかなり慌てふためいた声で言うので、
とりあえず救急車を呼ぶように伝えました。
私も電話で聞いてびっくりしたけれど、
次に夫が救急車の中から電話をくれた時には、
もう結構落ち着いていて、たいしたことないと思う、
ゆっくり病院に来ていいよ、というので、
少し落ち着いて、出先から車で病院に向かいました。
病院に着くと、ちょうど先生が容態について説明してくれました。
でもそれを聞いてびっくり・・・
舌が、1センチほど裂けているのだけれど、
筋肉でできているため、きれいにくっつくか難しいということ。
もしくっつかなかったら、裂けたままになるので、
もしかしたら、その部分を切り取ってしまうかもしれないこと。
そして、まだ小さいので、うまく処置できるか難しいこと。
もう、聞いていると怖くて怖くて、
落ち着いていたはずの夫も私もまた動揺・・・
もし、このせいで、うまくしゃべれなくなるのでは、とか、
食事が取りにくくなるのでは、とか、
そのせいでいじめられたり、辛い経験をするのでは・・・とか。
しかしその後すぐ、専門形成外科の先生がかけつけてくれて、
少し縫えば、元通りになると思います、と言ってくれて、一安心。
全身麻酔だと、入院も必要で負担が大きいので、
局部麻酔で縫うことになり、看護師さんがkenの目を手で隠して、
さささっと、4針縫ってくれました。
その間、私と上の二人の子は、待合室にいたんだけれど、
kenが、「いたいよ〜いたいよ〜」と泣き叫ぶので、
待っているのも辛くて辛くて・・・
kenの傷を見たとき、真っ赤な舌の断面が見えて、
それをkenが歯で引っ張ったりするものだから、
もう見ているだけで倒れそうでしたが、
今はなんとか縫ってもらって、
あとは無事くっつくのを待つだけです。
化膿しないようにだけ、気をつけてくださいと言われました。
こんなことになってしまった原因は、
多分、プラレールが入っている重たいかごを、
がんばって引っ張り出したときに、
勢いづいて、口に当たり、舌が歯に当たって、
切れてしまったのではないか・・・と思います。
夫が目を離した、ほんの一瞬の出来事で、
実際はよくわからないんだけれど・・・
転んだり、ぶつかったり、そういうのは日常茶飯氏なのですが、
今回は出血も多く、場所が場所だけに、
夫も本当に驚いてしまったようで、
病院から家に帰ると、床には多数の血痕、それから、
照明もエアコンも付けっぱなしの状態でした。
一日たち、だいぶ元気になったken。
でもやっぱり痛いんだよね、
硬いものはもちろん食べられないし、
パンを食べるのも「うぇぇぇぇん」って泣いてしまう。
柔らかいご飯と、味噌汁だけは食べられるみたい。
今日は、そんなkenのために、久しぶりにシフォンを焼きました。
シフォンなら、柔らかいから、きっと食べられると思う。
お昼寝から起きたら、一緒に食べようね、ken。
どうか早く良くなりますように。