ある時期の子供が長時間履かなくてはならないのが白の上履きです。
現在一般的に販売されているものはわたしが子供の頃履いていたものと機能的にはほぼ変わらない薄いゴム底に布のアッパーにゴムが一本付いているものです。この30年位の間に子供の洋服だって食べ物だって安全や健康面で進化しているのにこの上履きだけは変わらないのはなぜでしょう?
昨年の春夏コレクションで入荷したフランス製の上履きはなかなか評判が良くて1足お買い上げいただくとその後残りのサイズ全てを買われてしまうお客様が多く、なぜか欠品してからのお問い合わせも多いのです。しかし輸入商品は税金も送料も結構かかるので国産、もしくはスペイン製でなるべくお求めやすいものを探したのですが見つかりませ~ん。泣
足の甲の薄い子や幅広の子に合わせるには甲で調節できるベルトと厚めのインソールしかありません。先日もリピーターのお母様から「へっ、なくなっちゃったんですか?どうすればいいんですか?あれはとても評判良くて幼稚園の先生にもほめていただいたのに~。」と言われてしまって、インソールだけならこちらで似たような材料を使って作れるのですがそれを普通の上履きに入れると今度はきつくなってしまうのです。
今から生産してもらうのはもう遅いかも。と思いつつフランスへ連絡するとあっけなく「too late.」という返事が来たのですが翌日200ペアまでなら生産できるわ。と工場のスタッフから連絡があったので同じasterの上履きを注文しておきました。
来年の2月か3月頃には日本へ到着すると思います。ふぅ。良かった♪